■スロット考察 スペル編 (2010.6.2版)
とりあえず鉄板ともいえる
計47枚。
ここまでは確定といえよう。
残りの13枠だが
これが今回の考察対象。
まずはスペル枠考察。
他にもメインで可能性を感じるカードはあるが、
上記に比べ、見劣りしてしまうので考察の余地は無し。
次回は、
【マーフォーク考察 07 ■スロット考察 クリーチャー編】の予定。
マーフォーク考察 リンク集
http://fate88rw.diarynote.jp/201004142238301527/
とりあえず鉄板ともいえる
◆Lands(19)
11:《島/Island》
4:《不毛の大地/Wasteland》
4:《変わり谷/Mutavault》
◆Creatures(16)
4:《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》
4:《アトランティスの王/Lord of Atlantis》
4:《銀エラの達人/Silvergill Adept》
4:《呪い捕らえ/Cursecatcher》
◆Instant(8)
4:《Force of Will》
4:《目くらまし/Daze》
◆Artifact(4)
4:《霊気の薬瓶/AEther Vial》
計47枚。
ここまでは確定といえよう。
残りの13枠だが
これが今回の考察対象。
まずはスペル枠考察。
■《もみ消し/Stifle》
フェッチランドを使う相手に対して非常に効果的。
3色以上になってくるとフェッチランドが
6~8枚以上積まれる事が大多数になる。
そんな相手がぬるい土地キープをした時、
《不毛の大地》と共に初動を潰すことが出来る。
さらに《仕組まれた爆薬》《破滅的な行為》などの
部族に致命的な全体除去を止められたりする。
しかし、
《仕組まれた爆薬》を使う色には打ち消しが、
《破滅的な行為》を使う色にはハンデスが、
入っていることが殆どなので、
これを過信しすぎるよくない。
他には苦手デッキ筆頭のゴブリンに対してもかなり有効。
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《霊気の薬瓶/AEther Vial》
《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》
《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》
《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
《棘鞭使い/Stingscourger》
《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan》
《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
ゴブリンによく使用されるカードを考えてみたが、
こんなにも起動型能力や誘発型能力を持つカードが多い。
(専門分野ではないので少し抜けているかもしれないけど)
他にも《梅澤の十手》にカウンターが乗ったり、消費するのを阻害したり、
流行の《聖遺の騎士》の起動を消したり、
《師範の占い独楽》のドローを潰したり、
《苦悶の触手》《巣穴からの総出》等のストームを消したり、
とにかく相手のテンポを奪うことに長けているカード
テンポを重要視して戦うマーフォークにはぴったりの1枚。
しかしこれの対処法としては、
打ち消しと違い、ある程度警戒すれば大抵は対処できてしまうところ。
さらに効かない相手に対しては、
全く効かない不要牌でしかないのが痛い。
■《行き詰まり/Standstill》
相手は3枚引かせるか、そのまま待つか悩まされる。
これのフレーバーテキスト
“ま、ごゆっくりな。”
そのままのカード。
主にCTGやANT等の
コントロールやコンボ相手にかなり有効。
しかし現在の主な苦手デッキである
Zooやゴブリンには不要牌になる可能性が高い。
さらに張り時を間違えるとそのまま負けに繋がってしまう。
先にも書いたように
CTGやANT等の元々有利なデッキに対し有効。
Zooやゴブリン等の元々不利なデッキに対し不要牌。
これを最大限有効活用するには
やはり2、3ターン目に張るのが理想だが、
・初動でクリーチャーや《霊気の薬瓶》を出すデッキ
・これを張るスタックに1体しかいないクリーチャーに《剣を鍬に》
・2ターン目に出てくる2/3以上の《タルモゴイフ》
・こちらのクロッカー不足時に、これを張った時、
スタックで出される、最近使用率の上がっている《ヴェンディリオンの三人衆》
・こちらが《変わり谷》をクロッカーとして張った時に打たれる《不毛の大地》
ありがちな状況だけで考えても、かなり不安要素多い。
個人的には現在のマーフォークに最も不要と思っているカード。
■《残響する真実/Echoing Truth》
メイン時、本来パーマネントに触ることの出来ない事が多いマーフォークだが
その部分を解決出来る1枚。
あわよくば1:2以上の交換持ち込める。
フィニッシュ時にブロッカーをバウンスしたり、
マナ不足で即起動出来ない、《仕組まれた爆薬》《破滅的な行為》を一時的に凌いだり。
全体除去を使われたときに自分のクリーチャーを戻したり。
メイン時でドレッジに少し態勢が上がったり。
カウンターをためる置物や忠誠度のたまっているプレインズウォーカーを戻したり。
色々と汎用性の高いカードである。
しかしスロットの関係上《もみ消し》との両立は難しい。
■《広がりゆく海/Spreading Seas》
第5回の考察にも色々書いたが、Zooやゴブリンにもワンチャン生み出せるカード。
マーフォークお得意の土地縛りをさらに向上させ、
本来渡れなかったはずのZooやゴブリン等のデッキにも渡れるようになる、
さらにキャントリップ付き。
少々ドロー力は弱まるが、
悪ければ1枚も引けない《行き詰まり》よりは
フットワークを軽くして腐ることなく働いてくれる。
しかし相手のターン中に引けることの多い《行き詰まり》に比べ、
こっちはソーサリータイミングでの使用になる。
スロットの関係上《行き詰まり》との両立は難しい。
他に島を作るだけなら
《水大工の意思》や《高潮の戦士》等があるが
それらではない理由は、《広がりゆく海》は常時島でしかないという点にある。
他の理由は、
・《水大工の意思》
部族・ソーサリーと《タルモゴイフ》を一気に2も上げてしまう。
さらにクリーチャーがこちらに居ないとドロー出来ないため
1マナでありながら初動にはならない。
・《高潮の戦士》
クリーチャーだから除去に弱い。
ドロー源にはならない。
安定感なら《広がりゆく海/Spreading Seas》
爆発力なら《行き詰まり/Standstill》
ダイスと右手に自信のある人は《行き詰まり/Standstill》を使うべき。
※詳しくは マーフォーク考察 05 ■《行き詰まり/Standstill》への疑問
http://fate88rw.diarynote.jp/201004140531372328/
■《払拭/Dispel》
ワールドウェイクで新登場の
対インスタント呪文、確定打ち消し。
マーフォークの勝ち筋として、ロードによる強化はかなり大きい。
しかしロードを除去したり焼いたりしてしまえば、サイズも突破力も弱い。
それを解決出来るカード。
《剣を鍬に》 《流刑への道》 《燻し》 等の各種単体除去。
《稲妻》 《火+氷》 《火炎破》 等の各種火力。
《暗黒の儀式》 《陰謀段の儀式》 《煮えたぎる歌》 等のマナ加速。
《神秘の教示者》 《納墓》 《むかつき》 等のコンボパーツやサーチ。
《対抗呪文》 《Force of Will》 《呪文嵌め》 等の打ち消し。
有名所だけあげても色々と有効なカード。
打ち消しの弱いマーフォークでも打ち消し合戦を有利に持ち込めたり、
《赤霊破》《紅蓮破》に対する擬似的な《青霊破》《水流破》として機能する。
しかし大の苦手ゴブリンに対しメイン戦は、確定で不要牌になってしまう。
スロットの関係上《目くらまし》との両立は難しい。
他にもメインで可能性を感じるカードはあるが、
上記に比べ、見劣りしてしまうので考察の余地は無し。
次回は、
【マーフォーク考察 07 ■スロット考察 クリーチャー編】の予定。
マーフォーク考察 リンク集
http://fate88rw.diarynote.jp/201004142238301527/
コメント
もみ消しってすごく汎用性高いカードなのですねー・・・
考察記事がとても参考になりましたのでリンクさせていただきました。
個人的だけど《もみ消し》は準確定スロットです。
《もみ消し》はメタ次第で完全にゴミクズになるから、
その時、その日のメタ次第では、
サイドに移行したり、残響する真実にしたり、クリーチャーに変えたりで
良い意味で浮いているカードですね。
使い方次第では《Force of Will》を超えるカードです。
>>茶々参さん
自己満記事を参考にしていただきありがとうございます。
こちらからもリンクさせていただきました。
《広がり行く海》の型は《行き詰まり》からの
ブン回りが無くなった分、頭使って面白いです。
その分海の方が仕事してくれそうなので試しに使ってみます。
ぜひぜひw